私が転職を考えた理由

私が転職を考えた理由

私は母が経理事務職、父が公務員といういわゆる固い仕事で生きている両親を見て育ちました。

近所に住む親せきのおじも公務員でしたから、小さい頃、中学に入るまでは私も公務員になるのだろうなとなんとなく思っていました。

これは公務員という仕事が正確にどういうものかを理解してそう考えたのではなく、身近な人、手の届く範囲にある人が公務員という仕事についていたというだけのことなのです。

けれども、世の中には実に多くの職業があることを知り、少しづつ自分の将来というものを考え始めた時に、いろいろなことを考え始めました。

「食べていくためには多少のつらいことも我慢しなければならない。それが仕事というものよ」

両親からはよくそんなことを言われたものです。

そう言いながらも、言いたいことを言わずにはおれない私の母は、「女も仕事を持って当たり前」と父のいないところで私に言ったものです。

それでも高校生となるころにはなんとなく「大学に進もうかな?」と思うようになったのですが、自分の将来をまだまだぼんやりとしかイメージできなかったのです。

大学では経営学を専攻したのも、つぶしがききそうだからというだけのものでした。

時間だけはたっぷりとある学生時代です。

じっくりと時間をかけて一生の仕事を探せると思ったのですが、卒業するころには折からのバブル崩壊後の不況で、就職難の時代に入りました。

特に女子大生の就職難は深刻で、長く続けられそうな総合職での採用は極端に少なく、結婚までの腰かけのイメージの強かった一般職でも内定が取れればいい方というほどでした。

長く続けられそうな堅実な仕事を探してみたものの、時代背景もあって女子大学生にはなかなか見つからないものでした。

そんな中、現実の厳しさに直面した私は、自分の職業観を真剣に見つめなおしてみたことと、いろいろな情報を入手する中で、資格を取るしかないと思うようになりました。

結局、卒業までに就職先を決めることもできず、資格を取ろうと考えていろいろな情報を入手する中で、看護師のことを真剣に考えるようになったのです。

大学は卒業して、アルバイトをしながら、看護学校に入学することにしました。

一見華やかに見えるマスコミとか大企業のOLとかは自分には向かないということはわかってはいました。

地味な仕事でも体と頭を使って、汗水たらして働く仕事、しかも生半可な覚悟ではとても続かないのが看護師という仕事であることを十分理解して上で、看護師という職業を選びました。

ですからきつい仕事であることは看護師になる前から覚悟はしていましたし、楽で休みも多くて、給料もよくてなんて仕事は必ずウラがあると思うのです。

ですから私は看護師という仕事をしている自分にプライドを持っていますし、自分の仕事内容がきちんと評価されないことには我慢がなりません。

これが私が転職活動を始めた理由であり、現在も求人を探している理由なのです。

2014年6月10日|

カテゴリー:転職活動